レーダーの隠れた名作:クック船長「オーバーポール」世界時腕時計

レーダーの隠れた名作:クック船長「オーバーポール」世界時腕時計

「レーダー(Rado)」と聞いて、皆さんは何を想像するでしょうか?

おそらく多くの人が、未来感あふれる「ハイテクセラミック」の光沢や、滑らかな質感を思い浮かべると思います。しかし、今回ご紹介する**「クック船長(Captain Cook)」**シリーズは、そんなレーダーの中の異色の存在。

それはまさに、同社が未来主義から一転して、黄金時代へとタイムスリップしたかのような、「**復刻魂**」が詰まったシリーズです。特に2022年に発表されたこの**「クック船長 オーバーポール(Captain Cook Over-Pole)」**は、世界中のコレクターを魅了した現行モデルの傑作です[[source_group_web_1]]。

1962年にタイムスリップ

「クック船長」という名前は、1960年代初頭に初代モデルが登場して以来、レーダーのアイコンとして君臨してきました。当時のモデルは、頑丈なケースと防水性能、そして特徴的な針の形状で、まさに時代を象徴するスポーツウォッチでした[[source_group_web_2]]。

そして「オーバーポール」という名称には、よりロマンチックな由来があります。これは1960年代に発売された、レーダー初の**世界時腕時計**に由来。極地(ポール)を超えて世界中を航海するという、かつての冒険家の精神を象徴しています[[source_group_web_3]]。

今回ご紹介するモデルは、そんな歴史的な名作を現代に蘇らせた「世界時限定腕時計」です。

見た目は復刻、心は最先端

この時計の魅力は、一見するとクラシックな佇まいなのに、じっくり見ると現代のハイテクノロジーが詰め込まれている点です。

* **ケースデザイン:** 37mmという当時の黄金サイズを忠実に再現。重量はわずか55gで、厚みも10.3mmと、着け心地は極めて快適です[[source_group_web_4]]。
* **回転ベゼル:** レーダーの看板素材である**「ブラックセラミック」**を採用。そこにレーザーで刻印された24の主要港町の名前が、時計回りに刻まれています[[source_group_web_5]]。
* **文字盤:** シルバーグレーからブラックへとグラデーションする文字盤。24時間刻みの目盛りには、レーダーお得意の**スーパールミノヴァ(夜光塗料)**が施され、暗所でも鮮やかに発光します[[source_group_web_6]]。

そして、文字盤の12時位置には、レーダーの象徴である**「アンカーロゴ(錨マーク)」**が。これはルビーの台座の上に載っており、手首の動きに合わせて**くるくると回転**します。この遊び心は、1960年代からの伝統です[[source_group_web_7]]。

裏蓋を覗けば機械式マニアも納得

この時計の最大の見どころは、裏蓋を外した先にあります。

**「R862」手動巻きムーブメント**が、その複雑な機構を惜しげもなく晒しています。自動巻き機構を省略することで、ケースの薄さを維持しつつ、**80時間**もの長動力貯蔵を実現。週末に外しても、月曜日には動いている安心感があります。

さらに注目すべきは、**「ニバクロノーム(Nivachron™)」遊丝**の採用です[[source_group_web_8]]。
これはチタン合金を素材とした次世代遊丝で、日常生活で起こりがちな**磁気干渉**に対して極めて強い耐性を発揮。現代の実用時計としての完成度の高さがうかがえます。

まとめ:一石二鳥のコスパ
特徴 詳細
**モデル名** レーダー クック船長 オーバーポール

**ケース径** 37mm

**ムーブメント** Rado R862 (手動巻き)

**動力貯蔵** 80時間

**防水性能** 100m

| **限定数** | 1962本 |[[source_group_web_9]]

この一枚で、あなたは二つの顔を持つことができます。

**「ブラウンの革ベルト」**を締めれば、温かみのある復刻ウォッチ。
**「ステンレスのブレス」**に変えれば、シャープな現代のスポーツウォッチ。

世界は大きく、時間はあなたの手首の上で静かに流れています。この「オーバーポール」を手にすれば、あなたの次の冒険への地図が、腕の上で広がるかもしれません。