ボーム&メルシエ クリフトン コンプリケーション(グリーン)。

ボーム&メルシエ クリフトン コンプリケーション(グリーン)。

クリフトン」という言葉を聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。 世界10大ビーチのひとつであるクリフトンビーチや、多くの成功者を輩出した英国貴族の学校クリフトンコレッジもそうですが、私が思うに、「クリフトン」とはスイスの時計ブランド「ボーム&メルシエ」のことなのでしょう。 クリフトン」コレクションは、ボーム&メルシエを代表する時計コレクションで、近年は数々のヒット作が生まれ、個人的には「ボーマティック デイデイト&ムーンフェイズ」がお気に入りです。 (モデル:M0A10654)

ボーム&メルシエ クリフトン イラストレーション

グラデーション・グレー文字盤のバウマティック・デイデイト&ムーンフェイズは、皆さんもよくご存じだと思いますが、ウォッチハウスのフォーラムには、この時計を手に入れた時計愛好家がかなりいます。 昨年末、ボーム&メルシエはグリーンダイヤルのモデルを発表しました。今最もホットなカラーリングとブランドのクラシックなデザインを融合させ、ボーム&メルシエならではの美学を表現しています。

サイズも従来のデザインを踏襲し、直径42mm、厚さ13.2mmと、多くの方にお使いいただけるサイズになっています。 横から見るとわかるように、スチール製のケースはポリッシュ仕上げとサテン仕上げが施されており、より高級感を演出しています。

多くの人にとって、時計の選択において文字盤のスタイルは重要な要素ですが、このボーム&メルシエの時計は、時計の機能の表現と文字盤のレイアウトの間の美学をバランスよく表現した究極のモデルです。 文字板には、内側から外側に向かって深みを増すグラデーショングリーンカラーを採用し、光の陰影を表現しています。また、6時位置のムーンフェイズと日付ディスクを1つにまとめ、12時位置の曜日ディスクと完全に対称に配置することで、視覚的にまとまりのある外観を実現しています。

この時計のハイライトはムーンフェイズディスクです。 従来のムーンフェイズ開口部の曲面ベゼルではなく、スモーク仕上げのサファイアクリスタルガラスベゼルを採用し、月の満ち欠けの変化を鮮明に映し出すだけでなく、時計にかすかな表情を添えています。

構成的には、この時計を駆動するボーマティック社製の自動巻きムーブメントが、やはり非常に優秀です。 時計愛好家から「時計をつけたままiphone12を使えるか」という質問をよく受けますが、この時計は1500ガウスの耐磁性を持ち、あらゆる生活磁場に耐えられるので、絶対に大丈夫です。 また、120時間の超ロングパワーリザーブと-4/+6sの精度を持ち、ブランドが推奨するメンテナンス間隔は5〜7年と、一般価格3万円台でこれに匹敵する時計はなかなかありません。

ボーム&メルシエが過去2年間に発表した新作ウォッチのほとんどにクイックリリース機構が搭載されており、このモデルも例外ではありません。 カーブしたクロスバーラグにより、ストラップとケースは完全に一体化し、素早く着脱できるため、様々なスタイルで遊ぶことができます。

トリプルフォールディング・セキュリティ・クラスプを備えたフルスクエアスケールのブラッククロコダイルレザーストラップには、ボーム&メルシエの精神を象徴するギリシャ文字のファイ(Phi)エンブレムが刻まれています。

バウマティック デイデイト&ムーンフェイズ グリーンダイヤルは、オフビートな色使いでフォーマルウォッチの堅苦しさを中和し、クリフトン・コレクションの新たな可能性を追求しているモデルです。