インターセクトウォッチショーは2021年に誕生した。ノダス ウォッチがブルワリーで主催したシンプルな時計ミートアップであり、パンデミックの影響で45人に制限された参加者を迎え、そしていくつかの友好的なブランドが展示のために時計を提供した。
先週ダウンタウンのロングビーチで開催されたインターセクト ロサンゼルス 2024には600人以上の参加者が集い、私はそのうちのひとりだった。インターセクトはもともとロサンゼルスから始まり、オースティンやアトランタでもイベントが開催され、さらに多くの開催地が計画されているが、今回のイベントはこれまでで最大の規模であった。20以上のブランドが参加し、フォーメックス、ノダス、ジャックメイソンの3ブランドが共同でインターセクトの組織と運営を行った。
インターセクトは規模と野心を拡大しながらも、当初のブルワリーで行われていたミートアップの雰囲気をほぼ維持している。この日のショーは、一般的に社会通念上許容される時間より少なくとも1時間前には、コールドコーヒーではなくたっぷり注がれたビールが提供された。フードトラックからは30個のタコス・アル・パストールが注文され、真夜中を過ぎてもロングビーチに来ることができる人たちのために配られた。
少なくとも数回は、地元のコレクターとともにソファに座り、彼らが所有するヴィンテージやマイクロブランドウォッチなどが詰まったウォッチロールを広げる場面があった。これがインターセクトを一般的な“トレードショー”とはひと味違ったものにしている。依然として時計は販売されていたし、実際にいくつかは売れたが、どちらかというと気軽な集まりといった雰囲気である。
私は1日中カメラを構え、ブランドの展示はもちろん南カリフォルニア中から集まった時計愛好家たちの手首に輝く時計まで、あらゆるものを見て回った。会場であるブルワリーの2階にある風通しのいい空間では、クラフトビールや驚くほど美味しいニューヨークスタイルのピザが提供されるなど、リラックスした雰囲気である。賑わってはいたものの、しばらくぶらぶらしてから自身の時計について話をしたい人のためのスペースも用意されていた。ショー自体で利益を上げるのではなく、参加ブランドが運営費を分担しているため少しゆったりとしたムードであり、ショーを“価値あるもの”にしようとするプレッシャーも少ない。
次回のインターセクトショーは11月にテキサス州オースティンで開催される予定だ。詳細は彼らのサイトで確認してもらうとして、ここではロサンゼルス版の写真をお楽しみいただきたい。
ノダス×レイブンによるトレイルトレッカーは、参加ブランドから発表された今年の新作のなかで最もお気に入りの1本。ジェームズ(・ステイシー)もこちらのレビューで気に入っているようだ。ノダスとレイブンの両ブランドもインターセクトL.A.に参加していたようだ。
ノダスの創業者であり、インターセクトウォッチショーの発案者でもあるウェスリー・クウォック(Wesley Kwok)氏。
彼はノダスのセクターGMTを着用。
クリストファー・ウォード ベル カントは、このようなショーでは常に目立つ存在である。そのチャイムを聞くために人々が列をつくり、その音色はいつも驚きとよろこびをもたらす。
スタンダード H(Standard H)のウェスリー・スミス(Wesley Smith)氏は、ストラップ・ハビットとのコラボレーションによる新しいストラップをIWC トリビュート・トゥ・3705にセットし、身につけていた。
ヴェロ オープンウォーター 38
マットのスティールケースとセラコートベゼルが、楽しくも控えめな雰囲気を醸し出している。
ヤヌス・モーターサイクルズとのコラボレーションによるロリエ ランブラー(8月発売予定)。36mmのヘサライト風防、ミヨタ製ムーブメントを搭載し、価格は500ドル(日本円で約7万7000円)だ。ヴィンテージの雰囲気がトラブルなしで味わえる。
クリストファー・ウォード スーパーコンプレッサーの楽しいアレンジ。そう、これはダイバーが潜水する際、水圧を利用して裏蓋をガスケット(パッキン)に押し付けることで防水性を高める、本物のスーパーコンプレッサーケースである。
ミドーの“レインボーダイバー”(のちほど登場)をほうふつとさせるデザイン。
フォーメックス フィールド オートマティック。サンドブラスト仕上げのチタン製だ。
ワンちゃんも大歓迎。
アスター&バンクスの新しいシーレンジャー M2をチェックしている。こちらはふたつのリューズとインナー回転ベゼルを備えている。
最高のGMTマスター 6542。
この素晴らしいコレクターは、“Watches In The Wild: アメリカ時計大紀行 エピソード3”にて、別の時計を着用している様子を見ることができる。
ジャックメイソン ストラトオータイマー GMT
シールズの“シーストーム”モデル…これは素晴らしいスキンダイバーウォッチだが、私はブランドの次なるデザインに期待している。
先日リリースされたノダス キャニオン “スターリーナイト”は、マット・ファーラー(Matt Farah)氏とのコラボレーションにより誕生した。ブルーの文字盤は夜空からインスピレーションを得ており、ゴールドアクセントのパーツが少しドレスアップした雰囲気を加えている。
文字盤が主役だが、私はノダスがキャニオン(およびほかのいくつかのモデル)で採用しているリューズも気に入っている。しかも、このリューズはねじ込み式だ。
Mk IIは、おなじみのヴィンテージやミリタリークラシックに現代的なアレンジを加えたモデルだ。
カルティエのサントスを身につけながらクリストファー・ウォードの商品を眺めるのには、何かとても魅力的なものがあると思う。
ヴィンテージのロレックス デイトジャスト 1601、グレーの“ゴースト”ダイヤル。
新しいファーラー モノプッシャー GMT。
フォーメックス エッセンス“スペースゴールド”。フォーメックスとその姉妹会社であるデメックスは常に革新を続けており、その新しいゴールドメテオライトダイヤルはその一例である。
フォーメックスはメテオライトをカッティングしたあと、それを18Kローズゴールドでメッキする方法を考案した(メテオライトは鉄分を多く含むため電気メッキが可能なのだ)。
ゴールドといえばヴィンテージのゴールドホイヤー カマロだろう。
シェイ(Shay)氏がオリンピックの精神を感じさせるオメガ シーマスターを眺めている。
ジギーとノダス。
マリン インスツルメンツ スキンダイバー。ポーラーダイヤル、ブラックPVDケース、そして気の利いたベゼルインサートが、洗練された美しいダイバーズウォッチを生み出している。