ラドーの新しいハイテクセラミックス時計「キャプテンクック」。

ラドーの新しいハイテクセラミックス時計「キャプテンクック」。

セラミックは、その光沢、高い硬度、錆びや変色のなさ、肌への親和性、軽さなどから、時計業界では革新的で技術的な素材とされ、新たな人気素材となっています。 セラミックといえば、時計愛好家の多くが真っ先に思い浮かべるのは、この素材のマスターとして知られるラドーであり、今年4月、ラドーはハイテクセラミックスの新シリーズ「キャプテンクック」を発表しました。

時計は実物を見せています

バーゼルワールド17でデビューしたCaptainCookは、RadoのHaute Horlogerieコレクションに属していた1962年にブランドが発表したダイバーズウォッチからインスピレーションを得たレトロなデザインで、1919年にHeritageコレクションに移された後、よりモダンなデザインを取り入れ、より流れるようなフォルムに仕上げています。 しかし、それまでのコレクションは、伝統的なスチールや、よりヴィンテージなブロンズモデルに限られており、初期にはチタンや硬化チタンも時折使われていましたが、ラドーの最高級セラミックを取り入れたことはありませんでした。

この新しいキャプテンクックは、プラズマハイテクセラミックをケースに採用し、直径43mm、厚さ14.9mm、総重量157gを実現しています。 このプラズマセラミックは、通常のセラミックとはまったく異なり、ラドーが特殊な高温炉で製造したもので、高温で活性化したガスが、すでに形成されている白いハイテクセラミックを、不思議な金属的輝きを持つ特殊セラミックに変化させ、焼成時に金属を一切加えていないのが特徴です。 撮影中もこの時計を手にして、「なぜ、ラドーはまたチタンモデルを出してきたんだろう」と一瞬躊躇したほどです。

ケースは、ポリッシュ仕上げのブルーハイテクセラミックをインサートした硬化鋼製の回転ベゼルと、同じく硬化鋼製で上部にアンカーのロゴが刻印されたサイドのねじ込み式リューズを備え、周囲には滑り止めのピット、リューズの肩はなく、300m防水仕様となっています。 ベゼルはゆるくしっかり回る反面、リューズはややきつく、ピットもあるため、少しもっさりと感じるかもしれません。

12時位置のロジウムカラーの振動式アンカーロゴは、ムーブメントの振動錘を映し出し、ブリッジの美しい魚鱗のモチーフも確認することができます。

ロジウムカラーの針とアワーマーカーには、ホワイトのスーパールミノバ®夜光塗料が塗布され、薄暗い場所では青く発光します。

チタン製のケースバックは、フロント同様、ライトブラックのサファイアガラスを採用し、その下には、ジュネーブコラムをローターに配したスケルトンの自動巻きムーブメントRadoR734を搭載しています。 耐磁性ヒゲゼンマイ「ニヴァクロンTM」は、磁場から時計を保護し、日常使いのニーズをさらに満たすとともに、完全に巻き上げると80時間のパワーリザーブとなり、ウィークエンドウォッチに匹敵するレベルを実現します。

ブレスレットもプラズマ・ハイテクセラミックス製で、外側のリンクはマット仕上げ、中央のリンクはポリッシュ仕上げとなっており、チタン製の3つ折りクラスプが装着されています。 チタン製のクラスプと合わせると、この特別なセラミックがいかにチタンに近いかが一目瞭然です。

要約すると:このプラズマハイテクセラミックキャプテンクックは、その外観から始まり、この特殊セラミックのその金属光沢のおかげで、時計は非常に質感があり、スケルトンダイヤルも非常によく行われ、光黒サファイアガラスの使用は、人々が一目で動きを見つめ、手のスケールを横断させない、とパフォーマンスの側面も行うことができ、80時間パワーリザーブに加えて、優れた耐磁性は、運動抗はまたであります。 完全電化の現代では、時計愛好家にとってますます気になるポイントです。